沖縄県 石垣島と八重山諸島

美しい南国の風景にゆったりとした時間が流れる石垣島は東京から約2000キロ、飛行時間は羽田空港からの直行便で3時間15分。

飛行時間が3時間30分のグアムとほぼ変わらないので、国内の石垣島にするか、海外のグアムにするかで迷う旅行者も多い。

石垣島

羽田空港から直行便で行ける新石垣空港

2013年3月7日、石垣島に新しい空港が誕生した。新石垣空港だ。

この新空港は島民37年の悲願。

これまで使われていた旧石垣空港は石垣島の南部にあったが、1976年に移設計画が立てられていた。

旧石垣空港は滑走路が1500メートルと短く、小型ジェット機しか離着陸できないからだ。

一度は東側の白保地区に新空港の建設が決まるが、そこには世界有数の美しい珊瑚が群生しており、大きな問題に発展してしまうため中止。

その後、埋め立てせずに済む内陸にある現在の場所に決定。

そして、2013年3月新しい空港「新石垣空港」が完成した。

新石垣空港は滑走路が旧石垣空港よりも長いので、小型機の倍の人数が搭乗できる中型機の就航が実現。

そのため、羽田空港から直行便に乗って直接、石垣島に来ることができるようになった。

これまで直行便は小型機しかなく、那覇経由で4時間かけて来る人が多かったが、今は中型機で羽田空港からひとっ飛びでき、那覇で時間をつぶさなくてよくなるので、時間の節約にもなる。

今後、東京から直行便に乗って石垣島まで行く人は急増加するであろう。

八重山諸島

石垣島の周りには八重山諸島と呼ばれる大小様々な離島(小浜島、西表島、竹富島、黒島、新城島、鳩間島)があり、それぞれ違った個性がある。

石垣島はそのハブとしての役割を果たしている。

羽田空港から直行便に乗って石垣島まで行き、石垣島で船やフェリーに乗って各離島まで行くといった具合だ。

八重山諸島の魅力はいくつかあるが、最大の魅力は手づかずの自然だ。

特に、川平湾の海は「ワァ〜」と自然と声が出てしまうほどの美しさ。

星もきれいで、天の川が見えるほど。10分見ていると1回は流れ星を見ることができる。

また、観光地化していないので、現地の人の日常に触れることができる。

たとえば、竹富島に泊まって夜ウロウロと散歩をしていると、三線の音が聞こえてくる。これは誰かが観光客用にやっているのではなく、現地のおばあちゃん達が家で練習しているのが聞こえてくるのだ。

観光地といえば、客を呼ぶために色んな仕組みや建物があるが、八重山諸島は昔ので全く観光地化していないという魅力がある。

●小浜島
石垣島から小浜島までは船で30分ほど。

小浜島は周囲16.6キロの小さな島だが、自転車で走れば体験したことのない風景が広がる。風で揺れる植物の音が聞こえるくらい静かな島。日頃使っていない五感を使える。

小浜島の海開きは3月17日。透き通る海で泳ぐことができる。

●竹富島
石垣島からフェリーで10分。周囲9.2キロ、人口300人の小さな島。屋根は赤瓦、2階建て以上は建てないなど、竹富島は400年以上も前からの伝統文化を頑に守っている。

この島には1年前にオープンしたばかりの宿「星のや 竹富島」がある。手がけたのは星野リゾート。

「星のや 竹富島」の敷地内には島の集落と瓜二つの光景を見ることができる。宿泊施設と島の景観と同じ赤瓦の古民家風にした。

●西表島

西表島にも星野リゾートが運営する宿「ニラカナイ西表島」がある。

台湾まで直行便で40分で行き来ができる

新石垣空港には国際線ターミナルもあり、2013年5月から台湾から定期直行便が就航予定。

台湾と石垣島の距離は270キロ。しかし、これまでは那覇で乗り換えなどで5時間以上かかっていた。

それが直行便によって石垣島〜台湾が約40分で行き来ができるようになる。

台湾には2300万人が住んでいて、2300万人の市場は東京都と千葉と埼玉を足したボリューム。

今後、石垣島には台湾人の観光客も増えるであろう。

また、飛行機で40分で行けるので、日中は石垣島で過ごし、ディナーは台湾で食べるという贅沢な旅のプランも可能だ。

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