プーケットはタイ南部のアンダマン海に面するタイ最大の島。
世界有数のリゾート地として知られ、エメラルドグリーンの海を求めて世界中から観光客が集まる。
スズ採掘で栄える
プーケットでは16世紀からスズ(錫)の採掘が始まった。
20世紀初頭には3万人以上の中国人がプーケットに入植して、大規模な開発が行われるようになる。
その結果、プーケットは繁栄し、財を成した中国人やヨーロッパの技師によって豪華な家が次々と建てられた。
しかし、その後、スズ産業は衰退し、代わって発展したのがリゾート開発。
パトン・ビーチ
パトン・ビーチは元々は静かな漁村だったが、1980年代から本格的にリゾート開発が進み、今では世界中から観光客が集まるタイ随一のビーチリゾートとして賑わっている。
旧市街プーケットタウン
プーケットの旧市街プーケットタウンは中国ポルトガル様式の美しい建物が残っている。
中国ポルトガル様式の建物の1階は柱で、2階の窓はアーチ型になっている。
それぞれの建物は隣接しており、1階のテラス部分はアーチ型の空洞で通れるようになっている。