フランス西部、ブルターニュ地方に位置する港町サン・マロ。
旧市街は城壁で囲まれている。
海賊 コルセール
この街にはかつて「コルセール」と呼ばれる海賊がいた。
「コルセール」とは16〜18世紀にかけてフランス国王から認可された、いわば合法の海賊。
普段は香辛料などの貿易の仕事をしている海の男たちが、戦争になると自ら志願して海賊となり、国のために戦った。
認可を受けた海の男たちは自分の船で敵と戦った。
その活躍により、17世紀末にはサン・マロはフランス随一の港町として繁栄を極めた。
かつてサン・マロには100人近いコルセールがいたという。
中でもロベール・シュークール(Robert Surcouf/1773〜1827)の名は最後のコルセールとして今でもサン・マロの街で語り継がれている。
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