リスボンはポルトガルの首都。
はじめてヨーロッパ〜アフリカ〜インドと航海した探検家のヴァスコ・ダ・ガマも、日本にやってきたイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルもリスボンから船に乗って旅立った。
リスボンは500年前に7つの海をまたぐ交易で栄華を極めた港町なので「七つの丘の都」と呼ばれている。
赤い屋根の家がたくさんある。
ドン・ペドロ4世広場(ロシオ広場)
ドン・ペドロ4世広場は「リスボンのへそ」と言われている広場で、地元では「公共の広場」という意味で「ロシオ広場」と呼んでいる。
地面の石畳が波目で美しい。
かつては民衆の反乱や祝祭、公開処刑、闘牛なども行われていた場所でもある。
保存食 バカリャウ
バカリャウは15世紀からのポルトガルの大航海時代を支えた保存食。
大航海時代はまだ地球が丸いなど信じられていなかった頃、マゼランやフランシスコ・ザビエルがはるか海の彼方を目指した時代。
長く厳しい航海に耐えられたのは、保存の効くバカリャウのおかげ。
バカリャウはクリスマスなどに今でも食べられていて、水につけて一昼夜すると、プリプリの魚の切り身になる。
バカリャウを使ったレシピもたくさんある。
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